斎藤清 木版画「花と少女（12）」

この作品について

千葉県市川市市川より斎藤清の木版画「花と少女（12）」をお譲りいただきました。

斎藤清（さいとうきよし）は福島県河沼郡に生まれた木版画家です。第9回白日会展で油彩が初入選、第5回日本版画協会展で「子供座像」と「少女」が初入選、第12回国画会展の版画部門で初入選、サンパウロ・ビエンナーレで「凝視（花）」がサンパウロ日本人賞を受賞しました。1952年にアメリカで初個展を開催し、1956年に第1回棟方志功・斎藤清 近作発表展を開催されました。
そして国や地方公共団体などで長年厚労した人に贈られる勲四等瑞宝章の受章、日本の文化の発展に貢献した人に与えられる文化功労者に認定されるなどの功績を残した人気作家です。

本作は花と少女を描いた木版画になります。1971年の作品でエディションが入っております。段ボール箱の付属品が御座います。
状態はシミが多く出ており残念でしたが、人気作家の作品となりますのでお客様に満足いただける査定で買い受けいたしました。

作家情報

斎藤清について

斎藤清（さいとうきよし）
木版画家
1907年　福島県河沼郡に生まれる
1932年　第9回白日会展 油彩初入選
1936年　第5回日本版画協会展「子供座像」「少女」初入選
1937年　第12回国画会展版画部門 初入選
1951年　サンパウロ・ビエンナーレ「凝視（花）」サンパウロ日本人賞 受賞
1952年　アメリカ 初個展
1956年　第1回棟方志功・斎藤清近作発表展 開催
1981年　勲四等瑞宝章 受章
1995年　文化功労者 認定
1997年　永眠