袋師 土田友湖 作 分銅草花文紹巴 御帛紗 ふくさ

袋師 土田友湖 作 分銅草花文紹巴 御帛紗 ふくさ
作家名袋師 土田友湖
作品名分銅草花文紹巴 御帛紗 ふくさ
買取価格6,000
ジャンル茶道具
買取エリア 埼玉県 朝霞市 溝沼
買取方法出張買取

この作品について

袋師 土田友湖の分銅草花文紹巴 御帛紗をお譲りいただきました。
土田友湖は千家十職と呼ばれる表千家、裏千家、武者小路千家らの三千家の御用達として千家毎に茶道具を制作する十の職人の家柄の1つです。十の職人とは、茶碗師、釜師、塗師、金物師、表具師、一閑張細工師、竹細工師、指物師、土風師・焼物師、そして土田友湖の袋師の全十職です。
表千家 六代 覚々斎宗左により千家の袋師となりました。
そして表千家 七代 如心斎宗左により号「友湖」を授かりました。初代は土田友湖、二代目以降からは土田半四郎で隠居後に土田友湖を名乗りました。
五代目までは仕覆を多く製作していましたが、この頃から仕覆に加え帛紗(ふくさ)などの制作もされています。

帛紗とは茶碗や茶杓などの茶道具を清める為に使用されたり、道具を拝見する際に際立たせたり保護する役目を務め、亭主は腰の帯、客は着物の胸元の懐に帛紗を懐中することが作法です。
素材は主に正絹が一般的です。

本作の帛紗は共箱が付属しており、未使用のまま保管されていた為シミ等無く比較的状態良好でしたのでお客様に満足いただける査定で買い受けいたしました。
この度は弊社をご指名いただき誠にありがとう御座いました。

作家情報

袋師 土田友湖について

土田友湖(つちだゆうこ)
土田家は茶道具 千家十職の袋師です。
初代は土田友湖、二代目以降は土田半四郎で隠居後に土田友湖を名乗ります。
五代目までは仕覆を多く製作し、六代目以降は仕覆に加え帛紗(ふくさ)なども制作されています。

初代 土田友湖 1689年〜1765年
近江国彦根藩士 土田七太夫の長男として生まれる
通称:半平、勘平 号:友湖、不染斎
表千家 六代 覚々斎 宗左より千家の袋師となりました。
表千家 七代 如心斎 宗左より号「友湖」授かりました。

二代 土田半四郎 1732年〜1757年
初代 土田友湖の子供として生まれる
通称:半四郎 号:友湖、了円

三代 土田半四郎 1747年〜1784年
初代 土田友湖の甥、丁字家嘉兵衛の長男として生まれる
通称:半四郎 号:友湖、一得斎、友甫

四代 鶴寿院貞松 1720年〜1801年
初代 土田友湖の娘として生まれる
法名:鶴寿院貞松 名:くに 号:友湖

五代 土田半四郎 1779年〜1825年
京都で三代 土田半四郎の長男として生まれる
通称:半四郎 号:友湖、伸定、蓮乗

六代 土田半四郎 1804年〜1883年
京都で五代 土田半四郎の子供として生まれる
通称:半四郎 号:友湖

七代 土田半四郎 1836年〜1911年
六代 土田半四郎の養子です
通称:半四郎 号:友湖、聴雪

八代 土田仙之助 1862年〜1911年
七代 土田半四郎の婿養子です
通称:仙之助 号:友湖、淡雪

九代 土田半四郎 1893年〜1914年
京都で八代 土田仙之助の次男として生まれる
幼名:安治郎 通称:半四郎 号:友湖

十代 浄雪院妙要 1860年〜1940年
京都に七代 土田半四郎の長女として生まれる
法名:浄雪院妙要 通称:阿さ 号:友湖

十一代 土田半四郎 1904年〜1965年
京都で八代 土田仙之助の三男として生まれる
名:良三 通称:半四郎 号:友湖

十二代 土田半四郎 1939年〜
京都で十一代 土田半四郎の次男として生まれる
名:陽三 号:照雪友湖
1965年 十二代 土田半四郎 襲名
2014年 家督を譲り、照雪友湖を号す

十三代 土田半四郎 1968年〜
京都で十二代 土田半四郎の長男として生まれる
名:晃
2014年 十三代 土田半四郎 襲名

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