大仏師 松久宗琳 作 菩薩半跏思惟像 ブロンズ 仏教美術

この作品について

新潟県村上市より大仏師 松久宗琳 作の菩薩半跏思惟像 ブロンズを宅配買取でお譲りいただきました。

松久宗琳とは、1926年に京都府京都市で仏師 松久朋琳の長男として生まれました。木彫彫刻家の佐藤玄々に入門し学びました。
1962年に京都仏像彫刻研究所を設立し、現在は「松久宗琳佛所」と改名され松久宗琳の次女である松久佳遊が受け継いでいます。
大阪四天王寺大講堂の「阿弥陀如来像」、金閣寺の「岩見観音像」、「四天王像」、太子奥殿の「聖徳太子像」、「四天王像」などは代表作でもあり父 松久朋琳と共に製作された作品となっておりとても人気がございます。

本作は光背に「宗琳佛」と入っております。共箱等はありませんが、サイズや詳細が記載されている証が付属されております。状態は比較的良好で62.5cmの大型作品、人気作家の作品となりますのでお客様に満足いただける査定で買い受けいたしました。

この度は新栄堂をご利用いただき誠にありがとうございました。

作家情報

大仏師 松久宗琳について

松久宗琳
1926年　京都府京都市に仏師 松久朋琳の長男として生まれる
幼少期は絵画を学ぶ
1948年　木彫家 佐藤玄々 入門
1962年　京都仏像彫刻研究所 設立　後に「松久宗琳佛所」と改名
1963年　戦災で失われた大阪四天王寺の「仁王像」を制作
1964年　仏教美術展 主催
1973年　宗教芸術院 設立
1976年　京都金閣寺「岩見観音像」制作
1979年　太子奥殿「聖徳太子像」、「四天王像」制作
1992年　永眠