人間国宝 近藤悠三「呉須 刷毛 湯呑 2客 一対 」「酒津窯ニテ造ル 平鉢」、その他 琴 十三絃など

この作品について

人間国宝 近藤悠三の「呉須 刷毛 湯呑 2客 一対 」と「酒津窯ニテ造ル 平鉢」を2点お譲りいただきました。
近藤悠三は京都に生まれ、帝展や文展で活躍、日本工芸会常任理事や陶芸部会長、京都市立美術大学の学長を務めあげ、紫綬褒章、勲三等瑞宝章、紺綬褒章を受章し「染付」の重要無形文化財保持者である人間国宝に認定され、生涯を遂げるまで陶芸家として人生を全うした作家です。
湯呑みも平鉢どちらも未使用で状態良好、共箱も御座いました。
また、その他にも十三絃の子持ち綾杉彫りの演奏会用が御座いましたので併せてお客様に満足いただける査定で買い受けいたしました。

作家情報

人間国宝 近藤悠三について

近藤悠三（こんどうゆうぞう）
本名：近藤雄三

1902年　京都府京都市清水寺下門前に生まれる
1917年　京都市立陶磁器試験場付属伝習所 轆轤科 修了
陶芸家で「色絵磁器」の人間国宝 富本憲吉の助手を努める
1965年　京都市立美術大学 学長 就任
1970年　紫綬褒章 受章
1973年　勲三等瑞宝章 受章
　　　　 京都市文化功労者 表彰
1974年　京都府美術工芸労働者 表彰
1977年　「染付」重要無形文化財保持者（人間国宝）認定
1980年　紺綬褒章 受章
1982年　京都市名誉市民
1985年　永眠