鈴木五郎 造 黄瀬戸 徳利

この作品について

埼玉県草加市草加より鈴木五郎の黄瀬戸 徳利をお譲りいただきました。

鈴木五郎（すずきごろう）は、愛知県出身で瀬戸にある愛知県窯業公共職業補導所で作陶を始めました。
日展では初入選果たし朝日陶芸展で最高賞を受賞されました。
1969〜1970年に陶芸視察の為渡米し、その間にロサンゼルスで初個展を開催しました。
帰国後は瀬戸で独立し中日国際陶芸展で特選を受賞、日本陶磁協会賞を受賞するなどの功績を讃えられました。
瀬戸で制作されていましたが、後に愛知県豊田市の薪窯へ移転し作陶を続けておられます。

本作は鈴木五郎の黄瀬戸の徳利となります。共箱や略歴の紙も付属しておりまして、状態も未使用品のため比較的良好でした。
また、その他にも茶道具や絵画など数十展ほどまとめてお譲りいただきましたのでお客様に満足いただける査定で買い受けいたしました。

作家情報

鈴木五郎について

鈴木五郎（すずきごろう）
1941年　愛知県に生まれる
1957年　瀬戸 愛知県窯業公共職業補導所 入所　作陶 開始
1961年　日展 初入選
1966年　朝日陶芸展 最高賞 受賞
1969〜1970年　アメリカ 陶芸視察
　　　　　　　 ロサンゼルス 初個展 開催
1971年　瀬戸で独立
1975年　中日国際陶芸展 特選 受賞
1978年　愛知県豊田市の薪窯 移転
1982年　アメリカ クランブルック美術大学 ワークショップ 開催
2002年　日本陶磁協会賞 受賞